母親を看取る

晩秋の空 #163415

 昨年末に母親を亡くしました。介護が必要になりつつも自宅で生活しながら、コロナ禍以降は施設生活になり、トータルで9年目ぐらいでしょうか、95歳でした。心臓の持病で入退院を繰り返していたのですが、その度に退院してきてリハビリばりばりで復活してきたので、今回入院した時もあまり心配しておらず、亡くなる前日に病院で面会した時もあれしたい、これ持ってきて、と普通に会話していたので、翌日に容態が急変したと病院から知らせを受けた時は、不意を突かれて少しパニック状態でした。95歳で心臓疾患ありなので、根拠なき安心だったわけですが、認知症になることもなく頭はすこぶるはっきりしていてあれこれ話せていたので、え?って感じで、葬儀が終わった後もなんか、ぽっかり、という感じです。介護といっても、月に数回頼まれものを届けにいったり、通院の付き添いに行ったりなので私の負担は少なかったのですが、ここ最近は体も弱ってきているようだったので、今勤めている週二回のNPO勤務を2月ぐらいで辞めて、別の施設への移動や眼科で眼鏡を作り直したり、巻き爪の治療の通院に付き添ったりするため、いろいろと準備を進めていた矢先でした。

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定年後の金勘定 ~新NISA始まる~

隠れ富士 #3887739

 今まで投資のことはあまり書きませんでしたが、私自身は投資については2000年代初めごろからちょろちょろとやっていました。ちょうど特定口座が始まる頃だったと思います。このあたりの話はまた改めて書こうと思っていますが、「やっていました」と過去形なのは、投資信託の積み立てから始めて、株の取引きなんかを熱心に4、5年やったあと興味を失い、ほったらかしていたからです。なので、ここ5年前だか、「ほったらかし投資」というワードが語られているのを見て、「お、俺のこと言ってる?言ってるよね?」って思った次第w。株取引はしなくなったけど、投信の積み立てはそのままほったらかしてて、リーマンショックの際も全く無頓着でした、というか資産状況も見向きもしなかった。その後に、投資に再び興味が戻ってきたのは2017年ぐらいで、この時にNISA(旧NISA)を始めています。ちなみに、始めたのは一般NISAの方で、結論から言うとこれはとんでもなく使いにくい代物でした。よほど国民から税金を絞る機会が減るのが嫌な奴らが、横槍何本もブスブス刺してきて、こんなけったいな制度になったというのか、まったく、どうやったらこんなへんちくりんで使いにくいものが出来上がるのかというぐらい使いにくい。ま、そもそも一般NISA選んじゃってそのままズルズル来ちゃったてのがいけないわけで、今さらですが、まだ積立NISAにしておけばよかったかなとは思います。思いますけど、年40万円ぽっちじゃなぁ…

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定年後の学び方 ~レンタル自習室~

道沿いの一本木 #162214

 私が受講したハロートレーニング(求職者支援訓練)では、半分はオンライン授業であと半分が教室での授業でした。週に数日とはいえ、一日中教室で授業を受けるのは、会社員時代に数日の研修等を受けることはあっても、ここまで長期間なのは学校出てからなかったと言えます。なので3ヵ月も「学校生活」を再び送るというのは新鮮でした。そんな中、週に数日こうやって籠って学習するってのもなかなかいいなと思い始めます。なんといっても集中できるので、学習に身が入ります。私は、もともと学生時代から家で勉強するのは苦手な方で、大学が休暇期間中も大学の図書館へ出かけて行って勉強(というか読書とか中心だったか)していたので、自宅以外に学習に専念できる場所っていうのに惹かれたわけです。

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定年後のハロートレーニング ~キャリアコンサルティング~

橋下夕景#162618

 私が受講したハロートレーニング(職業訓練)では、受講中に3回、各20分間のキャリアコンサルティングを受けるカリキュラムが組まれていました。半分の授業で使われているリモート受講と同じ仕組みを使って自宅で受ける形式です。コンサルティングは外部に委託しているようでした。キャリアコンサルティングについては、受講前のジョブカードの作成は有意義に感じたものの、受講中のコンサルティングについてはあまり期待してませんでした。案の定、1回目は、訓練内容についての話や一般的な就業意向についての話で終わりました。

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定年後の金勘定 ~国民健康保険への切り替え~

三角樹#3692521

 まぁ定番の話題です。定年後は、会社時代の健康保険の任意継続か国民健康保険かという話(私の場合は誰かさんの扶養に入るパターンはないので単純)なのですが、せっかくなので体験談を書いておきます。

 本件に限らず何事も個々人それぞれのケースで違いが出てくるので、しっかり計算して自ら選択する必要があるわけですが、任意継続か国保かで言うと、定年退職後すぐは任意継続がお得になるパターンが多いかと思います。私の場合は、細かく計算するまでもなく任意継続で決まりでした。問題は、その翌年以降です。これは、その年の所得がいくらかによってきちんとした計算が必要になります。何月に退職したかでも収入が変わってきますし。私の場合、自治体のHPにシミュレーション用のエクセルシートがあったので、それで試算したところ、翌年は、任意継続から国保に変えた方が年間で6万円ほど少なくなるという結果でした。当然、人によっては退職翌年も任意継続した方が安い場合もあります。

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