新生活のはじまり

 新居への引っ越しに続き、それまで住んでいた賃貸マンションの明け渡しも終わって、いよいよ新生活の幕開けです。さて、今の気分はというと、「はぁ~~、やれやれ」(笑)。母親が亡くなって、あわてて実家を片付けて、その土地で家を建て替える決断をしてから1年半。特に、ここ1年はたいへんでした。もう2度と家なんて建てたくない、と思います。って、もう一度家を建てるほどの余生もありませんが。

 新居は、引っ越し荷物の段ボールが積みあがったまま、あちこちに持ってきたものが散乱して、これを片付けるだけで数か月かかりそうです。がしかし、今までの解体や退去のための片づけと違って、こっちは楽しいので問題なしです。

 今、新居のダイニングテーブルに座ってこのブログを書いています。ふと、空を見たくて付けた高窓を見上げると、青空に白い雲がゆっくりと形を変えながら流れていくのが見えます。こんな風に空を見上げたのは十何年ぶり?おっと、このブログのサブタイトルは「地べたに転がって空を見上げよう」でしたw。すっかり忘れていて、今思い出しました。道理で、新居に空を見上げるための窓を二つつけたわけだ。一つは今見ているリビングの高窓で、畳スペースから空を見れるように配置しました。もう一つは、寝室の掃き出し窓で、ここにはハニカムスクリーンを付けて、上部だけ開けてベッドから空を見る用。どちらも、寝転がって空を見れます。

 さて、今後は忙しくてストップしていた家づくりやら写真、Pythonのブログ書きをぼちぼち再開していこうと思います。

一本蜜 #166321

金融投資で得るもの ~無職定年退職者のつぶやき~

ロケット、のようなもの #165733

 NISAも新しくなり、旧NISAを使っていた身からすると確かに使いやすく(というか、旧NISAがひどすぎた)、巷でも話題で新たに始めた方も多いようです。先月8月には、さっそく大暴落の洗礼を受け、今は自民党新総裁がらみで週明けから大荒れになりそうです。金融投資を始めた人は、相場が大きく動くと気になることでしょう。でも、それが個人にとっても社会にとっても金融投資をする大きなメリットだと私は思います。なぜなら、身銭を切っているので、自分事として相場の動きとその理由を知ろうとするからです。そして、相場は「金」が絡んでいるので容赦のない動きをします。自分の考えや価値観に反することでも、世の流れがそちらに動き金になるとなると相場は、そのように動きます。かと思えば、情勢が変わると正反対の方向に流れたりします。基本は「金になるか」です。そこだけはぶれないので気持ちがいいくらいです。表の顔では理想論を訴えながら、裏ではチューチューしている偽善者の論説なんかに比べて、はるかに信用のできる社会的意思だと思います。その社会的意思に耳目を傾け、自分の頭で考えてみることのきっかけを与えてくれるのが金融投資活動かなと。

 「金になるか」って身もふたもないかもしれませんが、成熟した社会においては、それは結局みんなが豊かになるかにかかっているので、変な主義主張なんかよりよっぽど信用できる。むしろ、身も蓋もないのが清々しいくらい(笑)。そうやって、みんな相場を自分事として見るようになると、逆に相場を通じて政治社会に影響を及ぼす力が大きくなるのではないかと思います。一部の人間や情報操作に長けた組織が大きな影響力を持つ時代から脱却できる可能性を垣間見られるかも。できれば私が生きているうちに見てみたいものです。

 無職定年退職者の私のポジションでは、金融課税強化などは影響大ですが、かといって現役世代の賃金が増えないのは困るのです。私は無職で賃金をもらっているわけではないですが、投資家として、また数年後に控える年金受給予備軍として、現役世代も含めて豊かになってもらいたいと考えるわけです。このようなことをつらつら考えたり思ったりする素地と仕組みを金融投資は与えてくれると私は思います。あ、もちろん、老後資金を1円でも多く欲しい、とも思ってます!これは切実です!

定年後に家を建てる3 ~相続登記を自分でやってみる~

 実家の建て替えを進めるにあたり、亡き父親名義になっていた不動産(土地・建物)の相続登記を司法書士にはお願いせずに自分でやってみました。自分でやってみた感想を先に言ってしまうと、「自分でやってもあまり楽しくないが、節約できる金額はでかい」です(笑)。自らの手足を動かし頭を働かせて楽しむ動楽者としては不評ながら、実利はあるってことです。ということで、以下に、やってみた内容を作成した文書の文案も含めて書いておこうと思います。ただ、その前に、自分でやらずに司法書士などへお願いした方がいいケースについて注意書きさせてください。あと、私は自分の場合の相続ケースのみを前提にネットなどで情報を集めて行ったので、私と全く同じ状況以外の場合は当てにならないと思って、自分で調べてください。まぁ、自分でやろうと思うのなら自分で情報も集めるのは当然ですね。

クレーンとトレイン #165216

相続登記を自分でやらない方がいいと思われるケース

  1. 遺産額が単純計算した相続税控除額を上回る場合
  2. 相続内容が複雑な場合
  3. 十分な時間が取れない場合
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定年後に家を建てる2 ~小さな平屋でいいや、と思うも家づくりの大変さに気づき始める~

 家は人生で最も高い買い物、などと言われるようですが、自分の家を持つといっても大きくは次の3パターンがあるかと思います。

  1. マンション(新築・中古)を買う
  2. 一戸建ての建売り住宅や中古住宅を買う
  3. 土地に家を建てる

1と2は、既にある住宅を手に入れるという購買行動になりますが、3は買うというよりは、資金を出してハウスメーカーや工務店に家を作ってもらうという行動になります。定年前の時点では、私も中古マンションの購入や小さな中古戸建を買ってリフォームとかも考えていたので、意識としては「家を買う」という感じでした。しかしながら、最終的には実家を建て替えて住むという選択をしたので、3に近い「既にある土地に家を建てる」ことになりました。

湖畔 #164908
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定年後に家を建てる1 ~実家の片づけ~

 まだ数年は元気だろうと私が勝手に思い込んでいた母親があっさりと亡くなり、ドタバタと葬儀を終え、いよいよ実家の片づけに取り掛かったのが昨年末から年明けにかけてでした。最後は施設に入っていたとはいえ、ほんの2年前ぐらいまでは実家で在宅介護サービスを受けながら生活しており、私も行ったり来たりしていたので、最初のうちは思い出が蘇ってきてなんとも切ない気持ちでした。実家の片づけがなかなかできないという人の気持ちはよくわかります。その家での思い出はもちろん、人が生活していた場所や物から発せられる声のようなものが聞こえてくるようで、片付けようにも手につかないという感じです。とはいえ、私にも残された時間はそんなにはないわけで、ゴミの日の早朝早くに家を出て実家に行き、ゴミ出しを終えてから片づけをして次のゴミの日に出すためのゴミを準備して帰る、というルーティンが始まりました。

プラント #164826
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