定年後の確定申告(2年目)

e-tax

河口風景 #164602

 今年も確定申告の時期がやってきました。昨年は定年退職した年でしたので年末調整もしておらず、課税対象外とはいえ退職金もありましたので確定申告はマストでしたが、今年も私は確定申告します。申告自体はe-taxを使うのでやりやすいです。私の場合、在職中に何かのキャンペーンなのか税務署の方が職場に来てe-taxの受付?をやっていたので、その場で申し込み受付をしてくれました。なので、方式としては、マイナンバーカードを使うのではなく、ID・パスワード方式になります。マイナンバーカードも持ってますがPCからだと読み取りとかめんどいので、これでいいかなと。それ以来、毎年確定申告の時期になると、税務署からe-taxの案内が送られてきます。e-taxのいいところは、手続きがPC+ネットでできるのもそうですが、申告するしない等について税額シミュレーションにも使えるとこでしょうか。これ、私のような低収入定年退職者にとってはとても便利なのです。そう、所得控除枠いっぱいまで使う調整ができるからです。

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私にとっての、映画と写真

灯台への道 #164535

 定年後、久しぶりに映画のはしごをした。もともと映画は大好きで、大学生の頃は年に200本ぐらい観てたし、就職してもしばらくは結構な本数を観ていた。とはいえ、年とともに観る本数は少なくなっていって、映画をほとんど観なくなったのは、50歳前に写真にハマりだしてからだと思う。その頃は、最近映画観なくなったよなぁ、ぐらいにしか思わず、たまには観なきゃなとか頭では思うんだけど、結局観ないことが10年以上続いていた。今思えば、まるで、映画をみることと写真を撮ることが入れ替わったかのようだった。

 今回観た映画は、アキ・カウリスマキの「枯れ葉」と、「コット、はじまりの夏」というアイルランド映画。私の好きなミニシアター系。先月は、「ゴジラ -1.0」を観たので、すでに去年見た本数を超えた。そして、おそらく今後は月に数本は見ると思う。定年退職してすぐの頃は、よぉーし映画も観るぞぉ、とか、気分的に思ってたりしたわけだけど、退職直後に少し観に行った後は、どういうわけか一向に映画館に足を運ぶことはなかったわけで。それがいきなり3本、しかも映画のはしごで2本観るとは、いったいどうしたことか?

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男の料理教室 ~自分でごはんをつくる~

くぐり道 #163626

 定年退職前からこれだけは定年後の必須スキルだと考えていたものがあります。それは調理スキル。自分でごはんを作れるスキルです。その理由は、食費の節約、ではなく、ようやくごはんをつくる楽しさを享受できるぞ、と思っていたからです。現役時代は、若い頃も含めて、自炊する時期があったり外食中心になったりと、食生活は仕事の状況やら趣味への没頭具合に影響されていました。残業が多くて食って寝るだけの状態では、どうしても外食や弁当買ってきて食べるという食生活でしたし、趣味に入れ込んでいた時期も、そっちへ時間を使いたいので自炊するということもしませんでした。一方で、余裕がある時期には、一定期間自炊とかしていたりしました。自炊といってもインスタント食品を織り交ぜての簡単なものでしたが、自炊に限らずもともと自分で手を動かして何かをするというのがたまらなく好きな性格なので、仕方なく自炊なんてことはなく、できるなら自炊したいなぁと思っていました。そんなわけですから、定年後は絶対自分でごはんをつくるんだと思い望んでいたわけです。

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定年後のハローワーク ~ハロートレーニングを終えて~

木洩れ日のさす小径 #163915

 3ヵ月間にわたるハロートレーニング(求職者支援訓練)も無事修了し、ほどなく150日間の失業給付金支給期間も終わると、ハローワークでの求職活動報告も必要なくなりました。通常、失業給付金支給期間中は、4週間ごとの認定日で2回以上の求職活動実績が求められますが、ハロートレーニング中は、認定日に代わってハローワークへの来所日があるものの、求職活動については不問です。私のケースでは、結局一度も求職活動はしませんでした。そもそも、週5日のみっちり受講でヘロヘロですしw。代わりにハロートレーニング修了後3ヵ月間、求職活動報告が求められます。月に1回ですが、求人への応募(最低1件)が必要です。私は、以前に書いたキャリアコンサルティングでの話もあり、興味のある分野でのITがらみの軽い仕事もしくはボランティアあたりで実績を積んでステップアップ、というか、その後どうするか考えようと思いました。まず、トレーニングで受講したプログラミング学習だけでは絶対的に学習不足なので、土日はレンタル自習室でお勉強、残り2日ぐらいをステップアップワーキング、あとは自由時間という計画です。

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母親を看取る

晩秋の空 #163415

 昨年末に母親を亡くしました。介護が必要になりつつも自宅で生活しながら、コロナ禍以降は施設生活になり、トータルで9年目ぐらいでしょうか、95歳でした。心臓の持病で入退院を繰り返していたのですが、その度に退院してきてリハビリばりばりで復活してきたので、今回入院した時もあまり心配しておらず、亡くなる前日に病院で面会した時もあれしたい、これ持ってきて、と普通に会話していたので、翌日に容態が急変したと病院から知らせを受けた時は、不意を突かれて少しパニック状態でした。95歳で心臓疾患ありなので、根拠なき安心だったわけですが、認知症になることもなく頭はすこぶるはっきりしていてあれこれ話せていたので、え?って感じで、葬儀が終わった後もなんか、ぽっかり、という感じです。介護といっても、月に数回頼まれものを届けにいったり、通院の付き添いに行ったりなので私の負担は少なかったのですが、ここ最近は体も弱ってきているようだったので、今勤めている週二回のNPO勤務を2月ぐらいで辞めて、別の施設への移動や眼科で眼鏡を作り直したり、巻き爪の治療の通院に付き添ったりするため、いろいろと準備を進めていた矢先でした。

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