実はこのバラ、ステンタンクでの現像をミスって、
結構な気泡ムラを出してしまった。
原因はほぼ特定できているのでいいのだけれど、
このネガはもう紙焼きも不可なので、
Lightroomで修正してネットで成仏してもらうことにしました。
しかし、片溝式プラタンクでは、ついぞ発生しなかった
気泡ムラですが、ステンタンクでは要注意ですね。
片溝式は片溝式で、回転ムラに悩まされたりもしましたが、
試行錯誤の末、今は安定。
ステンタンク現像も、はやく安定期に入りたいものです。
オリエンタル印画紙の実質値上げ、それもかなりの、
を受けて、ついに印画紙を海外通販しちゃいました。
とりあえず、お試しということで、
Ulrafineショップブランドの印画紙をば。
安いんだなァ、これが。=^_^=
しかも、このショップ、システムがいい加減なのか、
送料が結構リーズナブル。
とはいえ、システム的には不安要因ありですが…
印画紙もフィルムと同様、中身ILFORDなのだろうか…
だったらとてもうれしいけど、ILFORDの印画紙に
手が出ないので、検証のしようがないのであります。=^_^;=
で、さっそく今日、試しに焼いてきましたが、
Kentmereのように感度が高くてキャビネだと焼きにくい
ということもなく、いや、私的には、もう十二分に
気に入ったのでした。
だって、グロッシーとパール両方あるし、
250枚入りもあるし。
あとは送料と円相場次第ってとこですが。
国立国際美術館開館35周年記念展「コレクションの誘惑」
最終日、限られた時間しか取れなかったけど、
なんとか滑り込んで見れた。
実は全くノーマークだったのだけど、2週間ぐらい前に
新聞の記事で半分以上が現代写真の展示だと知って
無性に見に行きたくなっていたもの。
事実、B3フロアすべてが写真。全体でも2/3ぐらいは
写真じゃなかったろうか。
圧巻だった。
ちゃんと溜めこんでるではないか>国立国際美術館
見る作品見る作品が刺激的でガンガン迫ってくる。
これが現代写真の力か。
私の頭の中をいろんな言葉がこだまする。
めっちゃおもろいっ!
な、なんじゃ、このきれいなプリントは!
むむむむ….お、おおおおおおお、!!!!!!
そして、
やっぱホンモノはちゃうわ
これに尽きる。
何がホンモノ?とか聞かれたら困るけど、
単なるお遊びで終わってしまう作品と
明らかに違う一線が存在するのだ。
今まで、アート系といわれる写真は、
どうもピンとこなくて、
というか胡散臭くて、
遠ざけていたのだけれど、
なんのことはない、
真に魅力を発するものに出会ってなかっただけだったのだ。
確かな目利きでセレクトしたものを
きちんと紹介していくこと。
これからの美術館の仕事への期待が一気に膨らんだのでした。
だそうな。
ただし、単薬類は継続らしい。
なので自家調合する道は残されている。
とはいえ、個人的には自家調合はめんどくさいので、
できれば市販されている現像薬を使いたいのだが。
エヌエヌシーの現像薬では、D-23系のPRAEFINE(プレファイン)が
気に入っている。
私にとっての標準現像薬的存在だったんだけど…
自家調合は可能なのだが、さてどうしたものかなぁ。
印画紙もそうだけど、重量当たり単価の低い薬品類も
海外通販する旨みがない。
が、国内から印画紙や薬品がどんどんなくなっていくとなると、
いつかは海外調達に頼らなくてはいけなくなるかも。
と嘆いていても仕方ないので、1枚でも多く銀塩フィルムで
撮影し、自分で現像とプリントを行い、ネットや展示会で
銀塩アピールするのだ。