昼休み銀塩モノクロ散歩#1(カメピより再掲)

img現像フィルム本数を揃えるために、
いつもはコンデジ撮りする昼休みに、
銀塩モノクロで撮り歩いたフィルムの
スキャンをさっき終えた。

スキャンした画像を見て、いつもの
コンデジ写真とはあきらかに違うことに
まず驚いた。

確かに、この時は、眼はモノクロセンサーとなり、
昼休みは濃密な時間と化していた。
危うく、タイムオーバーするぐらいに。

いつものコンデジ撮りは、なんというか、
あまり考えずに感覚的に摘んでいくという感じだが、
銀塩モノクロは、無意識的に近いとはいえ、
やはり色々と考えて撮っている。
そして、色々と考えたり手をかけた分、
それだけのことを返してくれる。
軽やかなコンデジ撮りも楽しいが、
深みにはまっていく銀塩写真は、
根源的な楽しさで満ちている。

こりゃ、昼休み銀塩モノクロ散歩も
続けて見る価値はありそうだ。
とはいえ、一つだけ気がかりなことが…
それは、銀塩モノクロで撮り歩くと、
昼休みが終わって会社に戻ってきても、
仕事する気に一向になれないという点である…