母親を看取る

晩秋の空 #163415

 昨年末に母親を亡くしました。介護が必要になりつつも自宅で生活しながら、コロナ禍以降は施設生活になり、トータルで9年目ぐらいでしょうか、95歳でした。心臓の持病で入退院を繰り返していたのですが、その度に退院してきてリハビリばりばりで復活してきたので、今回入院した時もあまり心配しておらず、亡くなる前日に病院で面会した時もあれしたい、これ持ってきて、と普通に会話していたので、翌日に容態が急変したと病院から知らせを受けた時は、不意を突かれて少しパニック状態でした。95歳で心臓疾患ありなので、根拠なき安心だったわけですが、認知症になることもなく頭はすこぶるはっきりしていてあれこれ話せていたので、え?って感じで、葬儀が終わった後もなんか、ぽっかり、という感じです。介護といっても、月に数回頼まれものを届けにいったり、通院の付き添いに行ったりなので私の負担は少なかったのですが、ここ最近は体も弱ってきているようだったので、今勤めている週二回のNPO勤務を2月ぐらいで辞めて、別の施設への移動や眼科で眼鏡を作り直したり、巻き爪の治療の通院に付き添ったりするため、いろいろと準備を進めていた矢先でした。

 まぁ、この辺は、人生とはなかなかうまくは事が運ばないものだと思うことにしました。今は実家の片づけが大変な状況なので、予定通り仕事は辞めるつもりです。父親は3年前に亡くしてますので、これで両親とも旅立ち、次は自分の番というわけです。週に1回程度とはいえ、親の要介護生活を見てきたわけですが、反面教師的なところも含めていろいろ考えさせられるところがありました。今現在強く思うのは、やりたいことは早くやっとけ、ですかね。老後のショートケーキはいちごから食べろ、ですw。これを念頭に、今後の老後生活も見直していこうと思ってます。

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