定年後に家を建てる3 ~相続登記を自分でやってみる~

 実家の建て替えを進めるにあたり、亡き父親名義になっていた不動産(土地・建物)の相続登記を司法書士にはお願いせずに自分でやってみました。自分でやってみた感想を先に言ってしまうと、「自分でやってもあまり楽しくないが、節約できる金額はでかい」です(笑)。自らの手足を動かし頭を働かせて楽しむ動楽者としては不評ながら、実利はあるってことです。ということで、以下に、やってみた内容を作成した文書の文案も含めて書いておこうと思います。ただ、その前に、自分でやらずに司法書士などへお願いした方がいいケースについて注意書きさせてください。あと、私は自分の場合の相続ケースのみを前提にネットなどで情報を集めて行ったので、私と全く同じ状況以外の場合は当てにならないと思って、自分で調べてください。まぁ、自分でやろうと思うのなら自分で情報も集めるのは当然ですね。

クレーンとトレイン #165216

相続登記を自分でやらない方がいいと思われるケース

  1. 遺産額が単純計算した相続税控除額を上回る場合
  2. 相続内容が複雑な場合
  3. 十分な時間が取れない場合
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定年後に家を建てる2 ~小さな平屋でいいや、と思うも家づくりの大変さに気づき始める~

 家は人生で最も高い買い物、などと言われるようですが、自分の家を持つといっても大きくは次の3パターンがあるかと思います。

  1. マンション(新築・中古)を買う
  2. 一戸建ての建売り住宅や中古住宅を買う
  3. 土地に家を建てる

1と2は、既にある住宅を手に入れるという購買行動になりますが、3は買うというよりは、資金を出してハウスメーカーや工務店に家を作ってもらうという行動になります。定年前の時点では、私も中古マンションの購入や小さな中古戸建を買ってリフォームとかも考えていたので、意識としては「家を買う」という感じでした。しかしながら、最終的には実家を建て替えて住むという選択をしたので、3に近い「既にある土地に家を建てる」ことになりました。

湖畔 #164908
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