動楽者でいこう

 このブログの投稿には、時々、「動楽」とか「動楽者」とかいう言葉が出てきます。道楽と勘違いされるといけないのでここで説明しておこうと思います。「動楽」というのは、動いて楽しむこと、つまり、自分の手足を動かし、自分の頭を働かせて楽しく生きるという意味です。もちろん、私の造語です。また、道楽と掛けてもいます。別にお金の節約目的で自分でやるわけではなく、楽しいからやる、という意味です。もちろん、結果的に節約になることもあるでしょうが、底流にあるのは、「そんな面白いことをなぜ他人にやらせるのか」という考え方であったりします。自分でやる方が上手くできるとか言いたいわけではありません。手間暇かかって時には余計なお金もかかったりするわりに出来が悪かったりするけど、こんな楽しいことは他人にやらせたくないから自分でやる、という極めてわがままな生き方なわけです。
 子供のころからこういう生き方が好きで身に沁みついていたのですが、はっきり意識しだしたのは、定年退職前後からです。働く働かないとか、遊んで暮らすとか、そういうのはどうでもよくて、趣味でも家事でもお金にならない仕事でも、とにかく自分の頭で考え心で感じながら、体を動かして形にしていくという生き方がもっとも自分にしっくり来たので、「動楽者」という言葉を造って第二の人生の指針とすることにした次第です。
 とはいえ、老後というのは、だんだんと頭や体が動かなくなることでもあります。いやもう既に膝が、指が、ふくらはぎが思うように動かなくなる気配が漂っています(笑)。これからは、ここは人にやってもらうけど、これは俺がやる、面白いし、てな感じになっていきそうですが、それもまた楽し、です。工夫しながら対処していくのも動楽のひとつ。苦笑いとため息を漏らしつつ、これからも試行錯誤を楽しみたいと思っているのです。

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