定年後の昼休みカメラ散歩 ~コンデジを持ってぶらつく~

 現役時代は、よく社食で昼飯を書き込んだ後の時間で、会社から行って帰ってこれる範囲をコンデジを持って散歩していた。健康のためもあるが、主なモチベはやはり目についた被写体をカメラに収めるという行為。毎日出歩いていると、ほとんどの場所は既知のものとなっていくのだが、季節や時間帯の違い、時の移ろいによって風景は変わるわけで、定年までの3年間ほどやっていたが飽きることはなかった。まぁ、最後の方はコンデジではなくモノクロフィルムカメラで撮ったりもしていたが。

 定年後しばらくは、そんなカメラ散歩からは遠ざかっていたのだけど、実家を建て替えた小さな平屋への引っ越しも終わって、屋内の環境整備もひと段落した秋も終わりの頃から、この家を中心に歩いて行ける範囲で再開しようかと、ふと思いついた。まぁ、定年後で完全無職となったので、昼休みというようなものはないわけだが、昼食を食べにでかけるついでのカメラ散歩ということから、なんとなく昼休みという感じがしてそう呼んでもいいだろう。ただし、今回はカメラ散歩よりかは健康目的ではある。というのも、週に1、2日は自転車で遠乗りしていたりしているものの、増えた体重が一向に減らないことに危機感を覚えたからだ。また、家にいると昼も夜も自炊して食事するのだが、ついつい作りすぎてしまう。下手をすると、より体重が増えてたりする。これではいかんということで、歩いて30分圏内にあるチェーン店を巡って朝定食を昼飯代わりにいただき、そのあとカメラ散歩を続けて2時間程度で帰ってくるというのを毎日やることにした。

 やってみると、これがすこぶる都合が良い。朝起きてだらだらした後(笑)、コーヒーを淹れて、半分は飲んで、あと半分は携帯ボトルに入れて散歩のお供にする。10時過ぎに家を出て牛丼屋とかに入って朝メニューが終了する前(たいてい11時)に注文するわけだが、朝メニューとは言うものの、これがちょうどいい量な上に、焼き魚とかのメニューもあって結構ヘルシー。そして、なにより安い。そうやって食後もぶらぶらしながら公園のベンチとかで休む際に、持参したコーヒーを一口二口啜る。まぁたいていはそれで満足なので、残りは家に帰ってから飲んでいる。そして、なんといっても被写体が豊富なことが楽しい。自宅周辺は「とかいなか」(都会+田舎)と呼ばれているとおり、都市的な光景もあれば、自然の被写体も多い。そうやって気になった被写体や風景をパシャパシャしているうちに、以前に感じていた、散歩がてらに被写体や光景を「拾い撮る」「掬い撮る」という感覚を思い出した。

 ところで、このような撮り方には、コンデジはとても相性がいいのだ。最近、またコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)が見直されているとかいう話を聞くけど、簡単に手が出ないほど高価だったりして驚いたりする。ちなみに、私が愛用しているのは、NIKON P310。売り出された頃は4万円ぐらいしていたと思うが、私は2万円以下で新品を手に入れた。つまり、売れなかったわけだ。性能、機能、デザイン、ともに私にはとても良く思えたのだが、NIKONの売り方が下手だったり、すでにスマホに押されたりしていたのかもしれない。そんな、発売されて10年以上経っているカメラだが、撮った写真を見る限り、やっぱりよく写っていて、なんかうれしい。このP310については、また改めて書いてみようかと思う。ちなみに、ここにも何枚か貼っているが、いずれも撮って出しではあるけど、ブログ用に解像度を落としていることを、P310の名誉のために書いておく。それでも、やっぱりよく写るなぁ~

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