旅写真(カメピより再掲)

旅写真がちょっと気になってきました。
といっても、写真を撮り始めて旅らしい旅って
あまりしてない。
imgもう日帰りで可能なとこばっかり。
それでも、何時間か電車やらバスやら船に揺られて
着いた先で、カメラを手に歩きだすと、
やはりこころは高揚して普通じゃない状態になります。
カメラを向けるのは、普段撮っているものと変わらない、
と自分では思っているものの、
いいぞいいぞ、とかこころは騒いでいる。
被写体センサーは敏感になってしまって、
やたらとシャッターを切ってしまう。
そうして、もちろん、いいわこれって写真も撮れるんだけど、
写真を見る人との距離感ということでいうと、
こういう写真は、やはり少し離れているのではないかなぁとか。
旅写真見てると、自分も旅をしているような気になって、
普通じゃないこころの回路が活性化するので、
距離感が出てしまうのかも。
典型的に出るのは、海外を旅行して撮られた写真とか。
別世界の情景とか狙うわけだから、かなりの距離感が
出て当然だし。
けど、たとえばヨーロッパ行って撮ってきました的写真て、
微妙なのが多いのも事実。
旅写真まで昇華しきれず、やっぱり観光写真、とか、
絵葉書写真に無意識に呪縛されたスナップ写真だとか。
おそらく、舞い上がり過ぎてるんでしょうね。
いや、舞い上がる方が楽しいんだから、
それで正解なんでしょうが、作品として人に見せる
写真ではないのは確かです。

ところで、旅写真で、日常的ご近所写真的な近しい距離感を
維持した撮り方ができたら、これはこれで面白いんじゃないかとか、
思って見たり。
となると、自分の舞い上がりをコントロールせにゃいかんかも、とか。

なぁーんて、つらつら考えながら、
改めて、旅写真って何だろうって自問しはじめてます。
今まで考えたこともなかった自分を知ってしまいました。=^_^;=

増山たづ子さん(カメピより再掲)

マイフレnori.さんのコメントを機に、
いつかは見なくちゃと思っていた
増山たづ子さんの写真集を読みました。

ダムの底に消えてしまう故郷の土地や人を
写真に残そうとピッカリコニカで撮りに撮った
61歳のおばあちゃん女性の写真。
思わず微笑み涙がでるくらい感動しちゃいました。

ほんとうに心の底から大好きな山や川や人々だったんですね。
だから写真としても素晴らしいものになったんだ。
特に、村の風景の中に人を撮った写真は秀逸だなぁ。
単なる記録写真とか家族写真だったら、
こうならなかったかも、とかふと思った。
故郷の人々とランドスケープへの強い想いが、
こういう構図の写真になったのかなぁって。

最初の流し撮りの写真、びっくりしたなぁ。
いっしょに走ったらこうなった…
そうだよなぁ、流し撮りって、自分も走ってるような
走りたい気持ちで撮ってるとこあるよなぁ。
さっとカメラを振ると気持ちいいじゃないか。
あー、忘れてたよ、こんな単純なこと。

img一晩眠れず早朝に撮った
フレアーが注ぐ朝の写真もいいなぁ。
まさしく朝の光だよ。
写真の神様も朝は寛大なのかなぁ。

記録写真にして人の心を打つ写真。
勇気づけられるとともに、
戒めなきゃとも思った。
写真は誰でも撮れちゃうけど、
もっときれいにとか、もっとよく撮ろうと
機材やテクニックに気を取られてしまって、
こころが空っぽになっちゃったら、
きれいな写真とかテクニカルな写真は撮れても、
こころが良いと感じる写真は撮れないってこと。
年に何回かは、増山さんの写真集を開いて、
我を取り戻します。

写真画報(カメピより再掲)

雑誌好きな私なので、ヨドバシカメラへ寄ったついでに、
溜まったポイントで買ってきました。

が、これを雑誌と言っていいのかどうか。
ほとんど写真ばっかりだし(めっちゃ嬉しいけど=^_^=)。
写真集の二人展みたいなもの?
いやいや、なんか面白そうではある。
まだ、荒木経惟の方しか見てなくて、
佐内正史のパートの方はぱらっとめくっただけだけど、
こっちはアラーキーを意識しているような感じで、
楽しめそう。
imgあ、もち、荒木パートはめちゃいいっす。
ポラの引き伸ばし、新鮮。
やっぱ写真雑誌はこれぐらいのサイズないと自由なことできないです。
って、お昼に持ち出してパラパラするには、カメラ雑誌サイズでもいいんですけど…

いや、でもやっぱりこれは雑誌ではないなぁ。
「写真集集」ですな。=^_^;=
どっちにしろ、しばらくは続いて行くことを願います。

すてきなインクジェットプリント(カメピより再掲)

外部研修が終わって少し時間があったので、
慌ただしいながらもギャラリーに写真を見に行きました。
そこで、とてもいい色とさらったとした実にいい質感の
カラー写真を見染めました。
タイトルを見ると、島尾伸三さんの写真で、
インクジェットプリントと記載。
インクジェットでもこんなに
いい肌合いにプリントできるんだ。

気が付いたら、島尾伸三さんの最新写真集を購入してました。
これです。↓
http://www.usimaoda.com/shimao/something.html

imgちなみに、私がギャラリーで見惚れていたのは、ウェッブページにある1枚目の写真です。

今週に入って写真集購入3冊目。
止まらない感じ…=^_^;=
カメラやレンズと違い、写真集は手にして眺めているだけでご利益があるということにして、今年はこのままの調子で買い続けます。
その分、機材はほとんど買えそうにないけど….=^_^;=

写真は撮った人を理解する縁となるか?(カメピより再掲)

imgNHKアーカイブで東松照明さんの過去の番組が放映されていました。
写真史や写真集から受ける印象とは違う人となりを知りました。
同時に、写真に対峙する興味深い言葉も。

日常的な範囲でその人を知るのに、その人が撮った写真を知る
必要はない。なぜなら、それを見てしまうと、日常的な交遊には
不要なまでの恐ろしく深いところでその人を知ってしまうから。
逆に、写真を見るのに撮った人の人柄や生活を知る必要はない。
でも、人柄を知るともっと写真を見たくなることはある。
なんか、そんなことなどをつらつら思った。
写真はコワイっていうのは、こういうことなのか…