壹燈舎企画公募展「モノクロ写真展」

1402ultrafineextreme100_125_001モノクロ写真展に6X7のバライタ大四つ4作品を展示します。
タイトルは「くぐり木の先」
確か、「くぐり木」というタイトルでかめぴにアップしたことがあると思いますが、この時に撮影した3枚と合わせて4枚構成です。
RB67の試し撮りのつもりだったのですが、なぜかおもしろいものが撮れていたので、作品化しちゃいました。(安易だと思います、ハイ。)
お近くに来られることがありましたら、お立ち寄りください。

10月29日(火)~11月3日(日)まで、大阪長堀のギャラリー壹燈舎にて

余談ですが、このギャラリーの場所、ほんとわかりにくいです。
実は、搬入に行った日、知らずに通り過ぎていました…=^_^;=

※添付の写真は、展示作品とは無関係です。

ニコンフォトコンテスト2013

今年も観てきました。
去年までは、世界では、こういう嘘くさい写真が流行なのかと思ったものですが、多少美術畑出自の写真を知ったので、ああ、これは美術系か、と妙に納得しました。
しかし、この美術畑と土着の(?)写真畑の垣根がなくなって混沌としたこの状態は、実のところどうなのでしょうか。相互に刺激しあって、ほんとうに豊かで面白いものが生まれているのでしょうか。
いや、もちろん、今回の作品もとても面白いものがありました。また、風刺的で社会に対するパワーを持ったものもありました。

a_1_d7ec54b1162cf5aff5b1259edf88bbb91712cae0_jpgしかし、大半の作品に共通する、レタッチばりばり、演出しまくりのこの「嘘くささ」にはいったいどういう意味があるのか。確信犯?にしても、もう飽きてしまいます。
数秒で陳腐化するこの嘘くささこそが、現代という時代を象徴するものなのでしょうか。

ここにはやはり、「撮る」と「作る」の、写真のいたずら神と美の女神の、土着写真と写真美術の差異が、厳然として存在するように思うのですが、どうなんでしょうか。
あるいは、常に過ぎ去ったものを追い求める者と、まだ形にない未来の造形に惹かれる者とのすれ違いという程度の差なのでしょうか。
やはり、ますます困惑の極みへとはまりこんでしまいそうです。
ニコンフォトコンテスト

イルフォード、アナログ写真を断念

と言う話を写真講座の先生から聞いて激震が走りました。
ネットでググってみたところ、以下のような記事が…

光化学を断念するイルフォード

やばいじゃないか、と読み進んでみると、
どうもイルフォード・イメージング・スイス社の話のようで、モノクロ関連製品をやっている英国ハーマン・テクノロジー社とは別のようでした。
ひとまずは一安心というところですが、これって、銀塩カラーはいよいよやばいということでしょうか。そもそも「チバクロームペーパー」ってのをよく知らないわけですが…
=^_^;=

どちらにせよ、銀塩写真を取り巻く環境は厳しさを増すばかり。
私も少しでもなんかしたいと銀塩写真特化のSNSを立ち上げることにします。
しばらく試験運用ですが、モニター募集中ですので、覗いてみたい方はご連絡ください。

進撃の逆光 反撃の絞り羽

1370ultrafineextreme400_012逆光は好んで撮るほうです。
いやもう、光の方へ光の方へと敢えて進んでいくというべきか。
しかし、ふと我に返ってみると、これって、普通の人から見たら、まあ異常な部類なんでしょうね。
私も、昔は順光を心がける善良な撮影者だったように思います。=^_^;=
しかし、一度逆光の魅惑に捉われると、撮影者は光へと立ち向かう戦士となるのです。
絞り羽根を武器に、止まるな、突き進め。
我がレンズを光へ向けよ。