祇園(カメピより再掲)

先日の暴走事故は痛ましい。
いつも撮り歩いている場所だけに他人ごとではない。
普段、交差点で信号待ちしながら、
通り過ぎていく車を眺めては、
いつこれらが突っ込んできてもおかしくはないな、
などと思っている。
そもそも、突っ込んで来ない方が驚きかもしれない。
ちょっとハンドルを切れば、簡単に突っ込むじゃないか。
地球外生命体からしたら、まったくもって理解できない状況
なのかもしれない。
imgが、みんなそんなことは潜在意識下にしまいこんで、あるいは、「信じて」交差点に立っている。
ニンゲンは「信じる」生き物だという点は救いだ。
多少裏切られようが、基本的に信じる生き物だ。

それはそうと、写真を撮っている時は、
被写体センサーやら行動予測、露出計測、光判定などに
気を取られているので、通常の危険察知能力が低下しているなぁと
ときどき思う。
気をつけねばとは思うけど、なかなか。
せめて、急激な行動だけは避けるようにしよう。
だから、絶好のシャッターチャンスを見つけても
いきなり走りだしたりはしない。
息が続かないから…. ナンジャソリャ =-_-;=

これがほんとの感違い(カメピより再掲)

ちょっとぐらいは未現像フィルムを減らそうと、少し酔った頭でフィルム巻き。
薬液を用意して、さぁ現像スタート。
作業途中でデータをメモ紙に記入しようとして、
両方ともISO800増感処理だと思っていた片一方が、
ノーマルISO400で撮ったフィルムだったことが判明。
撮影感度違いのフィルムをいっしょに現像してしまってるぅ。
あちゃぁ~、思い込みで事前確認しなかったよぉ~

img救いは、まだ現像作業はじめたばかりだったこと。
仕方ないので、ISO400とISO800の現像データの
間少し増感寄りの時間で現像。
あんまり薄いネガは避けたいし。

ちょっと落ち込みながら現像を終了してフィルム乾燥へ。
ん?
どっちがどっちだっけ?
って、どっちも同じくらいのネガ濃度だぞ…=^_^;=
ISO400フィルの1段増感ぐらいなら、同一処理時間でも
あまり関係ないってことなのか。
確かに、コダックのデータシートとか、ISO400とISO800が
いっしょだったりして、なんですかこれぇー?と思ってたのですが…

ま、スキャンしてみて検分してみよう。
いやぁ、現像って奥深いですな。
ってことにしておきます。現像処理が楽しくなるしね。=^_^;=

写真の季節(カメピより再掲)

imgさくらの季節は紅葉シーズンと並んで写真の季節でもある。
そこかしこでシャッターが切られ、街はカメラを下げた人々で
溢れかえる。
また、待ちわびた春の到来に、人の行動もうきうきしてくる。
なので、スナップの季節でもあるのです。

imgということで、休みの日は目一杯撮影してます。
出来る限り朝から晩まで、雨の日もお出かけ。
そして恐ろしいことになっています。
シーズン終了時には、未現像モノクロフィルムが50本近くに
なっているかもしれません。
今年はカラーフィルムでも撮っているので、全撮影フィルムは、
7,80本に達するかもしれません。

どないしまひょぉ~ =^_^;=

img焼け石に水かもしれないけど、
今持っている現像タンクの最大同時現像本数である3本現像に
着手しようかと…
薬液がかなり必要になるのですが、処理能力を上げないと
やってられなくなりつつあるし。

が、まだスキャンしないといけないのだった…

いや、今は考えずに撮影撮影。
って、長巻用の空パトローネも底をついてきつつあるのだけれど…=^_^;=

3.11 ニコン連続企画展(カメピより再掲)

3.11を扱ったニコンサロンの連続企画展を見続けている。
今週は、鷲尾和彦「遠い水平線」を見た。銀塩モノクロ作品。
まだ1年しか経っていないが、既に年月を経たものという感じを受けた。
だが、過去のものというのではなく、今ここにあって見ているという
強い<現在感>をともなって。
この写真独特の存在性は、銀塩モノクロにあっては特に強く表れると思う。
なので、モノクロ写真なら、3.11の写真も、来年も再来年も見続けようと思うし、それができると思う。
その対極にあるのは、デジタルカラーだと思う。
これはこれで楽しい。
imgだが、先週見たカラーデジタルの瓦礫の世界は、あまりにも
痛々しすぎる。
毎年毎年、同じ痛々しさで、なんら変わることのない
鮮鋭さで容赦なく迫るデジタルカラー写真を見続けることに、
私は耐えられないだろうと、再び思う。

展示作品のカタログ代わりに小写真集が販売されていたので、
躊躇なく購入した。
3.11を扱ったモノクロ写真集はこれで2冊目。
これからも同様のモノクロ写真集を購入していこうと思う。
そして、毎年写真集のページをめくるのだ。

梅田地下のオットセイ③(カメピより再掲)

何故、梅田地下のオットセイなのか。
それは、堀晃の名作「梅田地下オデッセイ」へのオマージュなのだ。
って、単なるダジャレなんだけど、氷で覆われた海面下を自由自在に
動き回り、時々開いた穴から海面上に顔を出すとか、なんか似てねぇ?

imgで、私は最初「梅田地下のオデッセイ」と覚えてたのですが、
どうも「梅田地下オデッセイ」と「の」がなかったみたい…

これは、梅田地下街に閉じ込められた人々を描いたSFです。
ちょうど大学生になって梅田デビューを果たした頃に読んだので、
ずっと記憶に残ってたのでしょう。
で、今回ネットで検索していたら、なんと作者本人がもう再版される
こともないからと、全文公開されていました。
興味のある方はどうぞ。

http://www.jali.or.jp/hr/ume/ume_s-j.html