進撃の逆光 反撃の絞り羽

1370ultrafineextreme400_012逆光は好んで撮るほうです。
いやもう、光の方へ光の方へと敢えて進んでいくというべきか。
しかし、ふと我に返ってみると、これって、普通の人から見たら、まあ異常な部類なんでしょうね。
私も、昔は順光を心がける善良な撮影者だったように思います。=^_^;=
しかし、一度逆光の魅惑に捉われると、撮影者は光へと立ち向かう戦士となるのです。
絞り羽根を武器に、止まるな、突き進め。
我がレンズを光へ向けよ。

EOS7その後

1377ultrafineextreme100_200_022一か月近くEOS7を持って出ています。
最近は、KissⅢとのペアで。
だいぶ慣れてきた感じです。
EOS7は撮影していて、安定感があります。これが中級機というものでしょうか。
ウリの視線入力は、結局外す確率が残るので使わなくなったのですが、昨日、なにげに取説を読んでいたら、キャリブレーションは累積されて記憶されると記載されていて、えっ?となりました。
今まで、全消去してやり直してたんですよね。どうもいろんなシチュエーションでの視線を記憶して、賢くなるそうです。(って、実のところはわかりませんが。)こりゃ、再トライかなと思ってます。
露出は、Aシリーズからの流れでマニュアルでやっていたのですが、先日、部分測光(中心部10%を測光)+AEロック+プログラムシフトってどうよ?と自問しだしてます。評価測光もスナップ狙いで使うってのはどうよ?とか。
AFは、まだ試行錯誤という感じ。
MFも使ったりしてますが、最大の泣き所は、やはりファインダーがMF向きには作られてないことでしょうか。あと、夜間撮影になると、ちと苦しいです、このファインダー。なので、夜間撮影時は別のカメラを用意する予定です。そう、撮影シーンに合わせてカメラを変える楽しみを享受しようというわけ。なんでもかんでも一つのカメラでやろうとする必要はないわけで。って、こんなこと言えるのも、捨て値でごろごろしている銀塩プラカメならではですが。銀塩EOSをもう少し楽しんだら、α-7かF80あたりに手を伸ばそうかなと思っています。(既に個体は入手して、デビューに向けて厳しいレッスンを行なっているところです。=^_^;=)
これからしばらくは、試写撮りと称したお散歩写真を量産しそうです。=^_^=

モノクロ写真展出展

1380ultrafineextreme100_200_034やっぱり半年に一回ぐらいは出展したくなる。
ということで、壹燈舎さんのモノクロ写真展に申込みました。
10月29日から1週間。
作品は….今から焼きます。=^_^;=
ちょうどRB67で撮ったやつで3枚組めそうなのがあったので、それで。
1枚は、ネットで既出の「くぐり木」です。
カットは違うのを出すかもしれませんが…
ひさびさのバライタ焼き、楽しみです。

※掲載の写真は、例のごとく本文とは無関係です。=^_^;=

浚渫船「雲取」

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岸壁というには草が生え放題の荒れ地に、浚渫(しゅんせつ)船が泊まっていました。
停泊というには、あまりにも人気のない佇まいに、静かに老後を送っているかのような雰囲気です。
が、近づくと巨大な鉄のバケツが連なって前方に設置してあり、動き出すと恐ろしい唸りを上げる恐竜のようにも思えます。
後でネットで調べて見ると、バケット浚渫船というタイプの船のようでした。
いや、そのものでした。ネットにこの船の名前「雲取」が載っていました。
戦艦よりは重雷装艦、空母よりは水上機母艦、駆逐艦よりは輸送艦が好きな私には、こういう特殊船舶はたまりません。
この水上機母艦のようなクレーン状の装置なんぞは、垂涎モノです。

それにしても、タイミングよくRB67で撮りに来た時に停泊していてくれました。
日も暮れかけてましたが、フィルム1本費やします。
スキャンしてみると、やはり6×7の解像力にうっとり。
そして、こういう船には銀塩写真が似合います。
いつかバライタ焼きしてあげたい1枚です。