安井仲治の位置(兵庫県立美術館)(カメピより再掲)

imgこれ、どうしても見たかった。
見に行って大正解。
途中何度もキャプションを見直した。

「これ、1930年代の作品だよね?」

今見ても斬新で生き生きとしている。
いや、この時代にこんな飛び抜けた表現を
すること自体、深層までラジカルなわけで、
今に生きる者が足掻いたところで、
同じ立ち位置では、もうどうにも届かない。
上っ面だけラジカルを装っても、見え見えだ。
そう思うと、この小企画のタイトルも意味深かも。

本人によるオリジナルプリントは、ほとんど焼失した
そうで、ネガからのモダンプリント(後から新たに焼いたもの)
だそうだが、そのことがかえって今見る者に迫ってくる鋭さ
を加えているように思える。
年月を経たオリジナルプリントにモダンプリント、
銀塩写真って、ほんとに奥が深い。
デジタル時代になってよりはっきりしてきたように感じる。
銀塩写真は別の時空の中で存在し続けていることを。

写真家たちの日本紀行・立木義浩(カメピより再掲)

imgimg
imgパワフルな人ですね、立木義浩さん。
歩くの早っ =^_^;=
京都の旅ということで楽しみでしたが、
いきなりイジス展から入るとは想定外でした。

途中、被写体になってくれた少年から、
「なんていう名前の方ですか?」と訊かれて、
「どんな名前がいい?」
出た、立木節 =^_^;=
次週も楽しみです。