定年後の金勘定~退職金専用定期預金~

観覧車#155106

 昨日、定年退職直後について振り返りながらブログ書きしていて思い出したことがあったので、忘れないうちに書いておきます。それは何かというと、退職金専用の定期預金。定年退職関連のムック本とか読んでると必ず書いてあるやつ。退職金額を証明できるものがあれば、短期間ではあるけど、定期預金が数%年利とかの高利率で預けられる。なんせ退職金ともなればまとまった額になるので、結構なお小遣い程度にはなるし、金融機関をはしごして預ければさらにお得、とか紹介されています。確かに退職金をとりあえずどこに置いておくかは決めないといけないので、調べてみました。

 まず、この預金は制約があって、

  1. 居住地に支店などのある金融機関が条件となっているものが多い。特に利率が高いやつはたいていそう。
  2. 窓口で対面で申し込む必要がある
  3. さらに、ネットバンキングサービスが利用できない口座となっている場合がある(というか、ほとんどがそう)

 もうおわかりでしょうが、要するに撒き餌ですw。まぁそれでも、撒き餌をおいしくいただくのはアリなので利用する価値はあるとは思いますが、私は銀行員の営業トークを聞かされるのがウザかったのと、手続きの度に出向かないといけないのも邪魔くさくて、結局利用しませんでした。このうざさを我慢するだけの価値はあるとは思うんですが、やっぱり不快な思いはしたくないなと。あと、他より高金利を提示しているところは、仕組み預金との抱き合わせだったりしますので、これは要注意です。ということで、私は、金利の高いネットバンクの普通預金と、株主優待で残高に応じてキャッシュバックのある証券会社のスイープ口座に、分散して預けなおして終了です。あと、余談ですが、退職金が振り込まれた翌日に、振り込まれた先の金融機関から営業電話がかかってきたのには笑いました。斯様に、あなたの退職金は金融機関から狙われていますのでご用心w。ということで、金融機関は対面では利用しない!というお話でした。

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