昼休みカメラ散歩と艦これ

ここ1年ほどは、以前ほど昼休みにカメラ散歩してない。昼休み中に行き着けるところは歩き倒してしまっているというのもあるけれど、まぁそれでも散歩に出れば、たまにいい写真が撮れたりするので、それが理由ではない。実はここ最近、昼休みは艦これタイムとなっているのである^^;。
艦これを始めたのは2014年の冬ごろだったか、結構遅い。興味を持ったのはもっと前で、登録はしたものの、抽選制ということだったので当選したら案内がくるものとばかり思っていて、そのまま1年近くが経過した。いくらなんでも遅いと思って調べてみたら、サーバー公開時にアクセスしなければいけないということだったと気づいた。まぁ、1年近くも放置してたぐらいなので、どうしてもやりたいというわけでもなかったわけだけれど。
DSCN1281とはいえ、何を隠そう子供の頃は艦艇好き少年だった。プラモデルはウォーターラインシリーズを好んで作ってた。社会にでる頃には、もうプラモデルなんか作ってなかったけど、代わりにパソコンゲームにハマった。太平洋戦争をシミュレートした「太平洋の嵐」やりたさにPC98を貯金して買ったくらいに。艦艇も、大和よりは金剛、戦艦より水上機母艦、はては海防艦とかの方に惹かれた。しかしである。一度もゲームを最後までやったことはなかった。いや、最後どころか半分もしないうちにいつの間にかやめては、またしばらくしてからやりたくなってきてやったり、後継バージョン製品が出てきてまたやりはじめたりの繰り返し。結局のところ米軍が反攻に出てくるとこらあたりでやめてしまうのだった。

ちなみに、「太平洋の嵐」は資源や燃料はもちろん搭乗員までも数値化されていて、そこまで再現するかというほどだった。そのせいか、練度の高い搭乗員(パイロット)をどんどん失い、練度の低い搭乗員を前線へ送らなければならなくなるあたりからは、このような無謀な戦いを仕掛けた者たちへの怒りを感じるようにさえなった。太平洋戦争自体への怒りまで想起させるほどのこだわりのシミュレーションゲームだったと思う。とはいえそれはそのままゲームプレイへの負担になったのは確かで、私は最後まで続けることはできなかったのだ。3日間を1ターンでシミュレートしているのだが、ターンの下にさらにいくつもフェイズがあって、あれこれ考えたり調べたりしていると、1ターン進めるのに何時間もかかるなんてのはざらなのだ。
DSCN1316と、これは「艦これ」とは関係のない話だった。要するに、もともと艦艇は好きだったので、ブラウザ系のゲームとかで遊んだりする趣味はなかったけど、「艦これ」だけはやってみたかったということです。
さて、その「艦これ」だが、未だに飽きることなく遊べている。それは、イベントがあったり新艦娘や新機能が追加されたりというブラウザゲームの特性にもよるだろうけど、やはり、ゲーム自体が、さしたる戦略性があるものではなく、収集と育成を中心としたものというせいもある。いや、もっと言ってしまえば、これは艦娘たちとともにいる時間を楽しむゲームで、戦略的要素や収集育成要素、日々のルーティーン作業でさえも、ほんとうはそれらを通じて艦娘の姿を眺めたりその声を聴いたりして過ごすことこそが重要で、単にそれを正当化しているに過ぎないのではないかとさえ思ってしまう。まったくとんでもないゲームである(笑)。
DSCN1295そのようなわけで、昼休みはこのとんでもないゲームを遊ぶ時間と化しているのである。なぜかというと、ゲーム中で演習というレベリング目的の仕組みがあるのだけれど、これの対戦相手がPM3時に更新されるがゆえ、それまでに演習をクリアしておく必要があるからだ。1日に2回演習をきっちり消化できるかどうは、結構な差になる。他にも資源取得のための遠征や傷ついた艦娘を修理するのに時間が必要とされる。まとめてプレイする時間が長いことよりも、インターバルをあけて何回プレイできるかによる差の方がが大きいゲームなのだ。
というようなわけで、昼休みは艦これ用に買ったWindowsタブレットでこつこつプレイしている。その甲斐あって、指令Lv103までになんとか甲種勲章二つを取得できた。結構遊べたなぁと思うし、まだまだ遊べるだろう。でも、最近は朝に演習をクリアして、昼休みはカメラ散歩というパターンも何度かある程度に余裕が出てきた感じだ。以前ほどしゃかりきにプレイしていない。(イベントになるとそんな余裕はないが)でもそれは、あまりゲームを進めすぎてやることがなくなってくるのを無意識に避けているからなのかもしれない。やはりこれは、本質的には艦娘といっしょにいる時間を楽しむゲーム、いや、艦娘たちに遊んでもらうゲームに違いないと思うのだった。

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