またまたブログも更新せず半年が経ちました（苦笑）。この半年間の出来事は追々書くとして、定年退職半年間の感想を一言でいうと「とにかく忙しい」でしょうか、いやちょっと違うか。会社員時代のような、限られた自由時間をやりくりしながら使うという感じはないです。かといって、時間を持て余しているというようなことは全くない。いや、率直にいって「時間が足らん」。まぁ、この「時間」には、まったりゲームを遊んだりするのを含めてではあるが、それを割り引いてもやはり時間が足りないのです。でもまぁこれは、定年退職する前からある程度予想していたことではありました。

　そもそも、会社仕事をしなくてよいからといって、「毎日が日曜日」だとか「ありあまる自由時間」などというのは幻想でしかないとは思っていましたが、ここでちょっとまともに計算してみることにします。まず、それまで週休二日＋αで年に１２０日休んでいたとして、それが３６５日になったところで、単純計算で約３倍にしかならない。いやいや３倍ならいいじゃんと思ったりするかもしれないですが、実際の自由時間とかいうやつはもっと少ない。生活に必要な諸々の作業は毎日発生するわけで、これに食事時間やら睡眠時間も加味して考えないと。ざくっと、睡眠7時間、食事２時間、風呂に買い物で１時間として残りは自由時間とみなして一日１4時間。このうち、労賃仕事（通勤含む）をしていた時間が１０時間とすると仕事していた日の自由時間は４時間なので、定年前の自由時間なるものは、１4×120＋4×245＝2660時間／年、定年後は、14×365＝5110時間／年。つまり、自由時間は1.92倍にしかなっていないのです。そう、２倍にすらなっていない。そりゃ、時間が足らんわけだわ。（※個人差はありますｗ）

　つまり、定年後だからといって余りある時間があるわけではないので、ここはやはり何に時間をかけていくのかを頭に置いておく必要があるのです。これは、別段やることがなくてだらだら過ごしていても同じことで、この場合、何もせずにだらだらしてるだけなのにもう一か月過ぎちゃった、となるわけなのです。特に、終末が見えてきていると、徐々に焦りが募ってくるのではないでしょうか。

　とまぁ、これが定年退職半年後の私の実感といったところです。で、半年後の今、近況はどうなっているのかというと、今現在、このブログを家の近くのレンタル自習室で書いてます。そして、来週からは、NPOで週二日データ処理の仕事をする予定。正直、定年退職直後に半年後のこの状況は予想してませんでしたわ。とはいえ、定年退職後の目標は「楽しい老後」ですので、これはこれで面白いと感じています。ということで、今後は週末土日はレンタル自習室に籠るので、ようやくブログも定期的に更新していこうかと思っているのでした。