外部ディスクが繋がらない

久しぶりに写真管理用のノートパソコンを立ち上げて、コンデジに溜まった画像ファイルをLightRoomに取り込もうとしたら、取り込み先に使っている外部ディスクが認識されていないではないか。棚に置いている外部ディスク装置を見てみると、OSランプなるものがオレンジに点滅している。
「うーん、やな感じだ…」
この外部ディスク、3.5インチのSATAディスクを二つ突っ込むとRAID構成でネットワークディスクが簡単にできるというもの。まぁ、中身はLinuxで動いている代物ではあろうが、パソコンの自作から足を洗った私には、もうこういうお手軽なやつで充分なのだ。
そう、パソコン自作、なにを隠そう、自作については、PC/AT互換機による黒船襲来と騒がれた初期の頃から手を出していた私なのである。ちなみに、その頃は頑なに「パソコン」とは言わずに、「計算機」と呼んでいたのであるが…
自作病は順調に進行し、一時は自宅サーバー4台にUPS数台が一部屋の半分以上を占めていたこともある。末期には、動かなくなったマザーボードの膨らんだコンデンサーをパーツ屋で買ってきたコンデンサーに付け替えて修理するということまでやっていた。これら自作機では、Linux上でメールサーバーなんぞが稼働していて、やっぱり自宅サーバーはいいね、とか自己満してたわけ。ま、その頃から気づいていたが、パソコン自作したいがために、まぁ別に自宅になくてもいいサーバー群を立ち上げていたというのが実態であった。
さて、そうこうするうちに自作熱はどんどん冷めて、代わりに写真熱がどんどん上昇。自作機も惰性で電源が入っているという状態になる。こういうときに機器故障とかでトラブルと、めんどくせぇー、となるのである。
そして時代はクラウドへ。まぁ、これも一般民にはクラウドだろうが自宅サーバーだろうがあまり関係ないのであるが、それでもVPSなんかが月500円ぐらいで動かせるようになり、ついに自宅サーバー群を一掃してVPSへ全移行することとなった。自宅サーバーなんて、うるさい暑い電気代かかってだせぇー、ってなもんで。あ、ちなみに、このブログもワンコインVPS上で作ってます。うざい広告をスポイルできるなら、月480円ぐらいいいかなと。
そんなわけで、自宅にはあまり使わないノートパソコン2台といつも使っているタブレットPC数台しかないという、一般民な生活環境に落ち着いたわけなのだが、写真熱の高まりで画像ファイルは順調に増え、ノートパソコンのディスク容量ではまかなえなくなり、件の簡単便利外部RAIDディスク装置を購入した次第。ちょうど自作用に買ったまま残ってた1GBの新品SATAディスクが4本あったので、うち2本をこの装置に使って、残りは予備ということで、まぁしばらくは安泰かとたかをくくっていたのだがねぇ。
ディスク装置本体が潰れたとなると、画像データを取り出すためにHDDを別のマシンにつないで使えるようにしなきゃならない。自作マシンがあった頃なら、別段なんてことはないのだけど、今や家にあるのはメーカー製PCばかり。USB接続のHDDケースかなんか買って繋いでみるか、とか考えながら、めんどくせぇー。
そもそも、このディスク装置、ネット経由で使えるタイプなのだけど、1ファイル何メガもある画像ファイルを何十、何百と扱うには遅いんだわ。やっぱりマルチパスのiSCSIぐらいは使いてぇなぁ、とか。自作機も1台ぐらいあってもいいかな、とか。なにやら不穏な雰囲気が醸し出される中、今のPC自作ってどんな状況なんだろうと、ちと調べてみたら…

というわけで、続きはまた後ほど。ま、またいらんことをやり始めるわけですが<予告 ^^;

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