ドアノー&イジス(カメピより再掲)

NADARへ写真展期間中のテーブル置き用のブックを
持って行った。そして他の出品者の方の作品を見る。
同じモノクロでも、いや、モノクロだからこそ、それぞれの
個性が際立って出ているようで面白い。

そのあと、電車に乗っていざ京都へ。
もちろん、その間にも、CANONの銀塩二丁拳銃をぶら下げて、
パシャパシャやりながら。
京都では、まず、何必館でドアノーを見る。
やっぱり銀塩モノクロプリントはいいなぁ。
パリの街もステキだ。

imgそして、京都駅へイジスを見るため歩きだす。
とりあえず、スタート前の周回ならし運転よろしく祇園をぐるぐるっと
撮り歩く。
いい感じの路地でカメラを構えていると、
出た、唐突に出た、いや、おいでなさった、舞妓はぁぁ~ん。
しかし、何度が場数を踏んでいるので、慌てずカメラを構え直して、
まず1枚、さらに近づいてきたところでまた1枚。
「こんにちは」と声をかける余裕だってあるのだ。

と、何気にシャッタースピードダイヤルに目をやると、

げげっ、1/30秒になっているではあ~りませんかぁ!

そ、そういや、さっき絞りこんで撮る時に1/30秒に設定したんだった…
とはははぁ~ん =-_-=

かくも、舞妓はん撮りは良き鍛錬となるのであった….

って、舞妓はん撮りの話ではなく、イジス。
伊勢丹内の美術館なので、夜8時までやっている。
6時半ごろに付いたので余裕だ。

1枚1枚見ていく。
す、すごい。
端々に驚きがある。
目が離せない。
1枚見るのに数分かかることはざらだ。
他の観覧者は、次々と私の後ろを通過していく。
私だけ時間の流れから取り残されたかのよう。
点数も結構あったこともあるが、気が付いたら閉館5分前だった。
いや、もう一度最初から回ってみて気になったのを見直そうと
入り口側に歩いてたら、美術館のお姉さんが向こうから来て、
私が最後の一人だということに気付いたのであった。

いや、ほんとに凄いのです。
26日までですが、京都近辺の方で見てない人は
必ず見てください。キッパリ

出口の売店で図録を買った私は、それを大切に抱えて
京都を後にしたのでした。

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