TEACのミニコンポで補強<お手軽リビングシアター化計画(後編)>

 住宅密集地に建てた18坪の日当たりの悪い平屋での定年生活を綴るシリーズです。プロジェクター投影を計画していたリビングの畳スペースですが、50インチの液晶ディスプレイ+サウンドバー+FireTVでのお手軽リビングシアターへ変更しました。おかげでアニメや映画視聴では大満足でしたが、音楽ライブ視聴時のサウンドに不満が。というわけで、旧居で使っていたミニコンポを組み込むことにします。

SB580(上)だと音楽ライブ音源の再生には物足りないので、ミニコンポ+サブウーハー(下)を設置します。どうも最近はセパレートタイプのミニコンポは流行らない感じですが、サウンドバーとミニコンポのいいところをそれぞれ使い分けてあげれば、という計画です。

液晶ディスプレイによる視聴環境のメリット

 その前に、この液晶ディスプレイを中心にしたホームシアターもどきw(『50インチ液晶モニターでミニシアター<お手軽リビングシアター化計画(前編)> 』)ですが、実際に視聴して生活してみると、この「お手軽さ」にありがたみを感じました。スイッチオンですぐにアニメや海外ドラマが視聴できる軽快さ。これ、プロジェクターだったら、プラス1ステップか2ステップ手間がかかるはずです。スクリーンを上げたり、プロジェクターを設置したり微調整したり、起動するにも時間がかかりそう。まぁ、たいした手間じゃないですが、なんせ私、スーパーズボラーなんです。小一時間あるからアニメでも観よ、って絶対ならない、プロジェクターなら。まぁ、プロジェクターと音響装置を含めて完全に固定化できる環境ならもっと楽でしょうけど、庶民には専用シアタールームを作る余裕なんぞありませんので。その点、液晶ディスプレイは、アニメでも観るかってビーズソファに沈み込んでから手元でごそごそするだけで、すぐ観れちゃうんです。あと、液晶画面自体も高細密ですし、周囲が多少明るくてもOK。そもそも、うちのような狭いリビングでは最適の視聴距離で観れます(笑)。今となっては、視聴環境をプロジェクターだけで作ろうとしてた自分に呆れているぐらいです。というわけで、大満足な我が家のホームシアター「スクリーン1」ですが、音楽ライブ視聴時のサウンドだけは不満が募ります。

TEAC AI-101DA & FOSTEX PM-SUBmini

 もともと、このスペースには自立式プロジェクタースクリーンとサブオーディオシステムを置いて、映像鑑賞とリスニングの両方ができるように想定していたのですが、セッティングは資金的な余裕ができてからと考えてました。なので、すでに手持ちのものでなんとかしようと、旧居から持ってきたSONYのアクティブスピーカーSRS-200を置いてみたのですが、やっぱ低音が不足。そこでダイニングテーブルの上に置いて動画視聴とかに使っていたミニコンポTEAC AI-101DAをこっちへ持ってくることにします。代わりにSRS-200をデスクトップへ。とりあえず仮設定して聴いたみたところ、「なんですか、これ。こんなに良く鳴るコンポだったのか!」と驚愕。いやぁ、完全に宝の持ち腐れ状態だったわけです。このAI-101DAですが、そもそもは、ベビメタにハマってもっとまともな音で聴きたくなって購入した代物です。ベビメタにハマらなかったら買ってなかったと思います。もちろんFOSTEXのサブウーハーPM-SUBminiを加えることもしなかったでしょうね。恐るべし、BABYMETAL効果(笑)。ちなみに、今現在TEACはミニコンポ出してないようですね。やっぱセパレートタイプのミニコンポはもう売れないのかな。

101君。質感は高いです♪

 旧居では当然音量絞ってしか再生してなかったし、そもそも部屋の音響が今は旧居とは段違いなんですが、それにしてもこんなにいい音出るとは思ってなかったです。まぁ、サブウーハーを机の上に載せて聴いていた段階でお察しってわけです。20W + 20W & サブウーハーが買い殺し状態でした。ほんとすまなかったな、101DA。これからは思う存分ブイブイ鳴らしてくれや(笑)。このミニコンポをTVボードの下の棚に置くことは考えてなくて、サイズも確認してなかったのですが、スピーカーにインシュレーターかませた状態ですっぽりと収まってくれてます。FOSTEXのサブウーハーだけは、ボードの真ん中の桟と干渉して奥まで押し込めずに少し前に出てしまっていますが、こちらも高さ的にインシュレーターも置けたのでよしとします。いずれリビングルームには、実家に保管してあった学生時代に集めたレコードを聴くためのオーディオシステムを構築する予定なのですが、これこそ時間をかけて検討したいし、検討過程自体を楽しみたいので、しばらくはこの101DAが私のメインオーディオとなります。頼んだぞ、101(短く呼び捨てw)。 

AI-101DAのアンプは小さいですが質感高いです。USB-DACもあるので、液晶モニターの背面にミニPCを付けて、それとUSBで接続してハイレゾ再生にも使ってあげようかと思ってます。これから忙しくなるよ、101君(笑)その上にあるのはヘッドフォンアンプですが、こちらはしばらく出番はなさそうです。

スクリーン2へ向けて始動

 ほどよいミニシアター環境を手に入れて定年生活の質もぐっと上がりましたが、もちろんこれで満足することなく、プロジェクター投影によるホームシアター「スクリーン2」の構築へ向けて進みます。健康寿命に限りのある定年退職者に立ち止まっている暇はないのです。こうして、事前投影環境調査も兼ねて、100インチの自立型スクリーンとEPSONのプロジェクターをポチッたわけですが、その前に、次回はオーディオネットワークストリーマーを導入したお話を書こうかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です