50インチ液晶モニターでミニシアター<お手軽リビングシアター化計画(前編)> 

 住宅密集地に建てた18坪の日当たりの悪い平屋での定年生活を綴る新シリーズです。引き渡しは1月末だったのですが、なんやかんやで引っ越しが終わってフルで生活し始めたのは5月からとまだ4か月ほどしか経っていません。目下、少しづつ住環境を整備している段階ですが、とりあえずこんなとこかなと落ち着いたことから書いてみようかと思います。しっかし、家づくりは建ててからもお金がかかりますね。ある程度想定はしていましたが、予算上限で家を建ててしまったので年金給付までまだ2年ある身としては厳しい限りです。

今回購入したJAPANNEXTの50インチ液晶モニター
単なるディスプレイなのでTVとかよりは安価なのはわかりますが、それにしても50インチとでかいのにここまで価格が下がっていたとは。eARCには非対応ですが、私としては、ARC対応なだけでもうれしいです。

私の耳はポンコツ耳

 さて、今回は小さな平屋でのAV計画の一環としてのリビングシアターについて書こうと思っているのですが、その前に私の耳の話をば。もともと音楽的素養は皆無な人間なのですが、現役時代に過度のストレスから突発性難聴を発症してしまい、当時知識がなかったこともあってそのままにしていたら続けてメニエール病を発症。あわてて耳鼻科へ行きましたが、行った先の町医者は、難聴が出た時に処置しないと治らないと言われ、ええええ、このめまいはヤバいんですけど、一生ついてまわるとな、と愕然としました。とにかく、めまいの発作が耐え難かったので大学病院へ行って治療してもらったら、半年か1年ぐらいで発作も収まり一安心。しかし、難聴の影響で左の耳の高音部の聴覚が失われたままでした。左側で電子音とか鳴っても全く気づきません。というわけで、やれリビングシアターだ、リスニング環境だと言っても、なんら説得性のないでたらめな戯言とご承知おきください。こんな耳なので、世のセオリーなんかを追求してもしかたないと思っていて、自分が心地よく聴ければそれでいいというスタンスです。理想のリスニング環境を目指している方には、なんの参考にもなりませんのであしからず。それにしても、あの町医者はいい加減でしたね。ろくすっぽ診察もせず、もちろん治療行為もなし。私が人生で出会った藪医者ワースト5にランクインしていますわ。

リビングシアター

 リビングといってもLDKで13帖ほどしかないので小さなものです。そのうち間取り設計段階で準備したのは、視聴方向を決めてからスピーカー、オーディオ機器、プロジェクター、スクリーンの配置を考えて、それらの設置場所に合わせて床の間仕切りと収納スペースの確保、各種ケーブル用の空配管、プロジェクター用のシーリング設置といったところです。で、いざ住み始めてどうなったかというと、そもそものプロジェクターによる映像投影という前提が怪しくなりました。

プロジェクターで映画三昧と意気込んだものの…

 当初の机上の計画では、リビングの半分が畳スペースなので、そこに座椅子かビーズクッションを置いて視聴空間にする想定で、幅1.8mほどある壁を使って80インチサイズでプロジェクター投影しようと考えていました。ただ、プロジェクターの焦点距離の関係もあり、シーリングライト一体型のタイプをと思い、仕様を確認しながらシーリングの位置なども決めました。がしかし、実際に生活を始めてみると、畳スペースに座る位置が、中央ではなくてキッチン寄り(窓と反対側)になるんですよね。理由はいろいろあって、背後の窓側に祖霊舎(仏式でいう仏壇)があってそこに背もたれるのは気が引けたり、将来的にリスニング専用のスピーカーを置く位置を確保したいとか、リビング側が開けているので、わざわざ壁に寄って座りたくないとかとか。こんな細かいこと、生活してみないとわかりませんわ。ということで、そのままだと視聴軸が中心からずれちゃうわけです。まぁ、多人数で視聴するなら軸がずれるのは当たり前なんですが、一人なのにいつも真ん中ではなくずれてるって、嫌です。真正面で観たいです(笑)。てなわけで、視聴画面幅は1.2mにしました。そうなると、せいぜい60インチ程度のスクリーンへ投影となるのですが、プロジェクター投影としてはなんかしょぼいわけで、そのぐらいのサイズなら普通に液晶ディスプレイとかでよくね、と。

50インチ液晶ディスプレイの安さに驚く

 ただ、プロジェクターで映画三昧をあきらめたわけではなくて、実は寝室で投影空間が作れそう(しかも90インチ以上で)だとわかったので、リビングは液晶でいいか、となったわけです。家づくり段階で投影距離と角度を計算して位置決めまでして付けたシーリングには、プロジェクターではなくてシーリングファンをつけることになっちゃいましたが…。ということで、液晶ディスプレイを購入することにしたのですが、結構な出費になるよなと思って調べてみてびっくりしました。50インチディスプレイで5万円ぐらいからあるじゃないですか。しかも、中華メーカーじゃなくて。まぁ、作っているのはチャイナでしょうが、製造を管理しているのが中国企業ではないというのは極めて重要な要件です。まぁ、この件については、また別で書きたいと思いますが、購入したのはJAPANNEXTのJN-V500UHDR-U という50インチディスプレイで5万円以下でした。

ARC/eARCってなんぞ?

 この液晶ディスプレイ、価格はもちろん映りとかも不満はないのですが、あとから気になったのはeARC対応ではなかったという点です。一応、この点は下調べの際に口コミに指摘してあって知ってたのですが、そもそもeARCってのが何か理解してなかったわけで、まぁいいかとスルーしてました。ただ、理解してても価格との兼ね合いで妥協してたとは思います。ARCというのはHDMIケーブルで接続した機器同士が双方向に連携できる機能らしくて、電源の入り切りが連動できたり、TV側につないだ機器の音声をサウンドバーから出したりできます。eARCは、それの拡張バージョンです。で、このeARCとかARCについて理解したのは、ディスプレイ内臓のスピーカーではあかんじゃろと思って同時にサウンドバーを購入してからでした。

勢いでサウンドバーCinema SB580も買っちゃうw

 内臓スピーカーは使わないということは決めていたのですが、最初は手持ちのスピーカーを使う予定でした。そのあと、じっくり検討して映像視聴用のスピーカーを決めようかと。旧居から持ってきたSONYのアクティブスピーカーがあるので、まずはそれでと考えていたわけですが、見てしまったのですよ。そう、液晶ディスプレイを物色してネットをうろついていたときに、JBLのサウンドバーが1万円引きで売られていたのを。なんせ、学生時代に通っていたJazz喫茶に置いてあったのがでっかいJBLのホーンスピーカーでして、もうJBLというだけで舞い上がってしまいました(笑)。勢いでボチったのは、JBLのCinema SB580というサウンドバーです。3万円以下で買えて、しかも楽天ポイントが別に貰えます。一応、下調べしましたが、3.1chなのでリアスピーカーはありません。が、サブウーハーは割とでかいのが付いてます。低音、特に腹に響くやつはシアター系には必須だと思っているので、これいいじゃん、と思いました。この時点では、プロジェクターは寝室設置で考えており、リビングはライト視聴想定となってたので、リアスピーカーはなくてもいいかな、と。って、そもそも3畳なのでリアスピーカーを置く余裕はありませんが。なんといっても、サウンドバーはあまり悩まずに置くだけでいいお手軽さが魅力かと思います。

ディスプレイがeARC対応じゃなくて不便な点

 んでもって、サウンドバーがやってきて設置する段になって液晶ディスプレイがARCには対応しているがeARC対応ではないことの意味に気づきます。何が違うかというと、 私のケースだとDolby Atmos(立体音響効果)を使うには、機器をサウンドバー側のHDMI端子に接続してやらないといけないことでしょうか。サウンドバーのHDMI端子は一つしかないので、BDプレーヤーとFireTVのどちらかしかAtmosにできません。ほかにも制限事項があるのかもしれませんが、現時点で私が認識しているのはそのぐらいです。まぁ、私的には別にいいかなという感じ。(将来的にはわかりませんが)というか、そもそもDolby Atmos自体、ポンコツ耳には判別できませんでした(苦笑)まず、3.1chな時点で意味がないような気もしますし。ただ、Atmos作動時は、サウンドバーのLEDランプが緑色に光るので、プラシーボ効果は期待できそうです(笑)。

 さて、現在のお手軽リビングシアターもどきの機器類はこんな感じとなっています。FireTVの導入とサウンドバーの設置、旧居から持ってきたミニコンポの投入のお話は次回にしたいと思います。

50インチのディスプレイは3畳の畳スペースにはちゅうどいい大きさでした。旧居ではアニメも動画も13インチのタブレットで視聴していたことを思うと隔世の感があります(笑)

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