フィルム乾燥

裏庭#152513

 少し寒さも緩んできたので、溜まっているフィルムを現像しました。水道の水温14℃ぐらいだったのでGO。薬液類は20℃にするので問題ないのですが、水洗がねぇ。10℃下回ると水洗効率落ちる気がするんですよねぇ、実のところどうなんでしょうか。一応、今回も給湯器の温水と合わせて蛇口水洗で20分ぐらい、あと10分を水道水のみで行いました。このあたり、やはり気を使います。水温が18℃ぐらいまでになったら、いよいよ現像の季節到来なんですが。

 で、今回問題になったのはフィルム乾燥でした。現像処理後はユニットバス内に吊り下げて乾燥させていて、10時間以上吊るしていたので大丈夫だろうとフィルム収穫祭に移ったら、微妙に生乾きではないですか。え!?マジで?仕方ないので、翌朝まで待って再度取り込もうと、ユニットバスを覗いてみたら、切りかけで重りを外したフィルムが、隣に吊るしたフィルムにひっついてる!!ひぇぇぇぇ!バリバリはがす羽目に。状態はスキャンする時に確認するつもりですが、極めてよろしくない状況ですね。はぁと溜息つきながら、ネガシートに入れようとすると、なんと、まだ乾ききっていないではないですかっ!いやいやいや、うそでしょ。と、出かける予定もあり、このままでは風呂に入れない(基本的に朝風呂派です)ので、ユニットバスから玄関先へフィルムを移して、風呂に入った次第(笑)。

 風呂に入りながら考えましたわ。そういや、昨日は風呂に入った後換気扇回したけど、その後あまり時間を置かずにフィルムを吊り下げたのが悪かったのかなぁ。いやぁ、ここまで乾ききらなかったのは初めてだわ。風呂から上がって室内の湿度計を確認したら、54%。なんか冬の感覚でいたわけですが、春も近いということで湿度も上がっていたようです。それに気づかず、冬場のフィルム乾燥方法として、吊るしたフィルムの下に新聞紙敷いて、使い終わったドライウェルを染み込ませたわけで、こりゃ、ますます乾かんわけで。ちなみに、この方法は、乾燥している冬場にフィルムがかまぼこ状に反ってしまうのを防ぐためにやってたりします。そこそこ有効です。それにしても、久々にフィルム現像でトラブって散々でした。フィルム現像時は、気温、水温だけでなく、湿度にも気を付けましょうというお話でした。

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